(一財)土木研究センター/テーマ設定型(技術公募)


橋梁伸縮装置止水部の補修に関する技術
 
 

「橋梁伸縮装置止水部の補修に関する技術」の要求性能(案)に対する意見募集について
〜新技術の活用に向けて〜

 

 

 一般財団法人土木研究センターでは、公共工事等における新技術活用システムの活用方式「テーマ設定型(技術公募)」※の実施にむけて、『橋梁伸縮装置止水部の補修に関する技術』の要求性能(案)に対する意見を、令和3年12月24日(金)より令和4年1月12日(水)まで募集します。
   
 
 橋梁の長寿命化修繕計画に基づき橋梁点検や橋梁補修を進める上で、橋梁伸縮装置からの漏水が原因と考えられる損傷が、数多く発生しております。
 漏水の原因は、伸縮装置本体の機能の低下に伴う場合も見られますが、その多くは、伸縮装置の止水性能の低下によって生じる漏水であり、漏水が深刻な場合には、伸縮装置としての伸縮機能には問題が無い場合でも、伸縮装置本体を交換しなければならない場合も生じており、その補修費用は大きな負担となっております。
 
 本テーマは、伸縮装置本体を交換せずに、伸縮装置の止水機能(伸縮部において道路上からの上部工桁端部や下部工天端などへの雨水の漏水を遮断する機能)の回復または付加が図れる技術の整理を目的としています。
 伸縮装置の止水部に関する技術については、現在、民間等において様々な技術が開発されているものの、止水の方法(メカニズム)や適用できる伸縮装置のタイプや伸縮量、さらには止水性能以外に、伸縮装置に設置することにより必要となる性能事項について、比較可能な形で整理されてはおりません。したがって本テーマは、今後、伸縮装置の止水機能を合理的に回復・維持していくために、これらの技術について、統一的に製品の各種性能比較・評価を行い、補修対象に見合った補修の方法を適切に選択するために必要な情報を技術比較表として取りまとめることを目的としております。
 
 本募集は、新技術活用システムの活用方式「テーマ設定型(技術公募)」の実施にあたり、そのプロセスの一環として「橋梁伸縮装置止水部の補修に関する技術」の要求性能(案)や確認方法に対する意見を募集し、技術公募にあたっての要求性能設定の参考とするものです。

※「テーマ設定型(技術公募)」とは、現場ニーズ・行政ニーズ等に基づき募集する技術テーマを設定し、民間等の優れた新技術(NETIS登録済み技術含む)を公募し、個々の技術の特徴を明確にした資料(技術比較表)を作成し、新技術の活用を促進する取り組み。
 
 意見募集について

 

意見募集技術 橋梁伸縮装置止水部の補修に関する技術
意見募集期間 令和3年12月24日(金)より令和4年1月12日(水)まで
資料 1.意見募集要領(PDFファイル)
2.別紙1 「橋梁伸縮装置止水部の補修に関する技術」の要求性能(案)(PDFファイル)
3.応募様式(WORDファイル)
問い合わせ先 一般財団法人 土木研究センター
TEL:03(3835)3609  FAX:03(3832)7397
E-mail:netis-exp@pwrc.or.jp


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