(財)土木研究センター/面的摩擦試験申込み案内

鉄線籠型護岸蓋網部の線材に関する面的摩擦試験
申込案内

目次

1.はじめに

2.試験フロー

3.申し込み方法

4.試験費用

5.実施要領

 試験依頼書様式

 

1.はじめに

 鉄線籠型護岸の蓋網部に使用される線材については、「鉄線籠型護岸の設計・施工技術基準(案)」(国土交通省河川局治水課)において、品質管理の手法としてメッキ工場における品質管理試験に加え、公的機関による試験を行い管理するよう規定されている。このうち摩擦抵抗については面的摩擦試験により摩擦係数を確認することとなっており、当センターにおける面的摩擦試験はこれに値するものである。

2.試験フロー

 試験の受付から試験結果通知までの流れは図−1に示すとおりである。

試験フロー
図−1 試験フロー

3.申し込み方法

(1) 受付窓口

財団法人 土木研究センター 研究開発三部
〒300-2624 茨城県つくば市西沢2−2
TEL 029-864-2521 FAX 029-864-2515
Mail:kenkyu3@pwrc.or.jp

(2) 受付期日:随時

(3) 提出資料

1) 面的摩擦試験依頼書

2) 試験片(幅1m×長さ1m、図−2参照)

試験片寸法(参考図)
図−2 試験片寸法(参考図)

4.試験費用

1試験片あたり21万円(税込み、報告書30部作成費用を含みます)

5.実施要領

1)試験目的

 

 鉄線籠型護岸の蓋網部に使用される線材のすべりに対する摩擦抵抗について、面的摩擦試験により摩擦係数を確認する。

2) 試験原理

 蓋網部の上に均一な接触圧力を作用させる滑り片を置き、表面を相対的に移動するのに要する力を計測することにより、滑り片の重さとの関係から摩擦係数を求める。

3) 試験装置

 試験場所は23±5℃前後の屋内とする。試験装置は水平かつ平滑な試験テーブルと、均一な圧力分布をかけるために底面をゴムで覆った滑り片、および滑り片と試験テーブルの間の相対的な運動を生ずる駆動機構からなる。図−3に試験装置概要を示す。
 滑り片の引張荷重および変位は電気的データとして処理装置で記録・解析する。また、試験条件を表−1に示す。

試験装置概要
図−3 試験装置概要

表−1 面的摩擦試験条件

項  目

内  容

試験環境

23±5℃前後の屋内

線材の表面状態

湿潤(表面が濡れる位の水を散布)

滑り片引張速度

100mm/min

滑り片引張方向

蓋網部を河岸に設置した際にのり肩からのり尻に向かう方向とし、摩擦面と平行に引張る。

滑り片の形状

長辺30cm、短辺15cm、厚さ8.5cm(底面ゴム厚さ5mm)

滑り片の接触面積

450cm2(長辺30cm、短辺15cm)

滑り片の全質量

29.19kg

滑り片の表面状態

湿潤(10分程度水に浸しておく)

底面ゴムの性状

JIS T 8101に規定される非耐油性ゴムで、基本的には天然ゴムであるが少量合成ゴム(SBR:スチレンブタジエンラバー)がブレンドされている。※1

試験片寸法

幅1.0m×長さ1.0m

試験片枚数

1枚

記録装置を含めた荷重
測定システムの誤差

±2%以内

応答時間

t99%=0.5秒以下

試験回数

蓋網部表面の3箇所について各2回滑り片を移動させ計測を行う

※1 詳細は(財)土木研究センターにお問い合わせください。

4) 試験方法

(1) 試験片となる蓋網部は試験テーブルの上に、滑り片を移動させる際に振動が生じないようフラットバーにて固定する。固定後表面が濡れる位の水を散布する。
(2) あらかじめ底面を水で濡らした滑り片を、試験片表面の試験箇所にショックを与えないよう静かに置き、ロードセルに接続する。試験を始める前に、装置にかかる力は取り除いておく。なお、滑り片を置く位置は図−4に示す線材の折れ曲がり点の幅(L)の1/2の位置に、先端が位置することとする。

滑り片を置く位置
図−4 滑り片を置く位置

(3) 滑り片を引張る方向は、蓋網部を河岸に設置した際にのり肩からのり尻に向かう方向とし、摩擦面から高さ4cmの位置にワイヤーを取り付ける。
(4) 滑り片を100mm/minの速度で引張り、記録を開始する。運動時間は開始後約30秒間とする。
(5) 同じ場所で2回計測を行った後試験箇所を移動し、計3箇所で同様に試験を行う。
(6) 計測値は特異なデータを除く

5) 試験結果

(1) 摩擦係数の求め方
面的摩擦試験では静摩擦係数を求める。試験結果によれば、力は試験開始後に直線的に増加し、やがて滑り片が移動を始める際に、ピークとなる最大引張荷重が計測される。この最大引張荷重を発現させる摩擦力が静摩擦係数μsである。

静摩擦係数μsは次の式で与えられる。


様式

面 的 摩 擦 試 験 依 頼 書

平成16年○○○○

財団法人 土木研究センター

理事長 岩崎敏男 殿

会 社 名  

○○○○○○○○

代表者名  

役職とお名前

所 在 地  

○○○○

電  話  

○○○○−○○−○○○○       

下記について蓋網部の面的摩擦試験を依頼します。

1. 品        名:

あみあみマット

2. 銘        柄:

A-65

3. 製  造  番  号:

20041001

4. 線        径:

4.0mm

5. 網  目  の 形 状:

菱形

6. 網  目  の 寸 法:

65mm

7. 線材の種類および材質:

滑面メッキ鉄線

8. メッキ成分及び付着量:

亜鉛+アルミ+マグネシウム 300g/m以上

9. 連  絡  窓  口:

住 所

○○○○

会 社

○○○○○○○○

所 属

○○○○

氏 名

○○○○

電 話

○○○○−○○−○○○○

FAX

○○○○−○○−○○○○

E-mail

○○○○@○○○○.co.jp


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