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(一財)土木研究センター/お知らせのページ(2016年7月 新着情報)

  


 今月の目次

●読者の声を募集

月刊 土木技術資料「読者の声を募集」

●購読の案内

月刊 土木技術資料

●審査証明書交付技術の紹介

建設技術審査証明書交付技術の概要
●講習会の案内 補強土植生のり枠工「GTフレーム工法」技術講習会
  土工構造物の防災を考える技術セミナー

●新刊行物の紹介

「箱型擁壁」工法 設計・施工マニュアル

鉄鋼スラグ路盤設計施工指針

「ラブルネット積層工法」設計・施工マニュアル
盛土の性能評価と強化・補強の実務
アデムウォール(補強土壁)工法 設計・施工マニュアル
多数アンカー式補強土壁工法 設計・施工マニュアル 第4版

●刊行物一覧

土木研究センター刊行物一覧

●刊行物の斡旋

鹿島出版会・大成出版社刊行物

●コピーサービスの紹介

研究報告等のコピーサービス

●土木技術資料7月号目次

-
土木技術資料目次 平成28年7月号

 読者の声を募集

 読者の声を募集致します。ふるってご投稿をお願いします。

 また、取り上げて欲しい特集、連載講座、土木用語、論説や報文の内容に関する質問、現場で困っている点、さらに、「土木技術資料」の改革についてのご意見や要望などをホームページまたはメールでお送り下さい。

URL:http://www.pwrc.or.jp/dokusya_koe.html E-mail:dokusha@pwrc.or.jp

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 購読の案内

 月刊 土木技術資料の購読のご案内をいたします。

 

  <購 読 料> 土木技術資料 1冊¥1,080(税・送料共込) 年間購読料¥12,960(税・送料共込)

 

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□ 年間購読   平成   年   月より   部

□ 特定号のみ  平成   年   月号    部





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ご購読中の方でお申し込み内容に変更が生じた方も、ご連絡ください。

月刊 土木技術資料のお問い合 わせ・お申し込み先

一般財団法人 土木研究センター技術研究所 庶務・広報部 池田 敦子
〒300-2624 茨城県つくば市西沢2−2
TEL:029-864-2521 FAX:029-864-2515  E−mail:mail@pwrc.or.jp

 

購読のお申し込みは、FAXまたはE-mailでお願いします。
また、こちらからも直接申し込みできます。
なお、代金は原則前払いとなっておりますが、後払いも可能です。

  

 審査証明書交付技術の紹介


建設技術審査証明書交付技術の概要


●内容変更、更新した建設技術審査証明


カルスピン工法

 副    題

がれき混じり泥土の再生処理技術

 依 頼 者

新日鐵住金株式会社、新日鉄住金エンジニアリング株式会社

 証 明 番 号

建技審証1305号

 証明年月日 平成28年4月4日 内容変更

 有 効 期 限

平成30年8月4日

 連 絡 先

新日鐵住金株式会社 スラグ・セメント事業推進部
〒100-8071 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 丸の内パークビルディング
TEL:03-6867-6199


親杭パネル壁

 副    題

山留め式擁壁

 依 頼 者

日特建設株式会社、日本コンクリート工業株式会社

 証 明 番 号

建技審証0512号

 証明年月日 平成27年12月1日 更新

 有 効 期 限

平成32年11月30日

 連 絡 先

日本コンクリート工業株式会社 技術開発部
〒108-8560 東京都港区芝浦1-6-14 TEL:03-3452-1021


建設技術審査証明事業についてのお問合せ先
一般財団法人土木研究センター 企画・審査部  平林克己
〒110-0016 東京都台東区台東1丁目6番4号 タカラビル3F
TEL:03-3835-3609 FAX:03-3832-7397 
E-mail:kikaku@pwrc.or.jp

 講習会の案内


補強土植生のり枠工「GTフレーム工法」技術講習会
 

 このたび、下記の日程にて補強土植生のり枠工「GTフレーム工法」の技術講習会を開催いたします。「GTフレーム工法」は、(一財)土木研究センターにて建設技術審査証明を取得したのり面保護工法であり、同センターより「GTフレーム工法」設計・施工マニュアルが発行されています。
 本技術講習会では、同工法に関する技術講習と併せて、各地区の学識経験者による特別講演を予定しております。詳しくは、補強土植生のり枠工協会ホームページ(http://www.gt-frame.com)をご覧ください。

 
■開催日・場所 は終了
開 催 日 時 開催場所 会      場
平成 28 年 6 月 9日(木)13:00〜17:00 ※ 群馬県 群馬建設会館
前橋市元総社町2-5-3
平成 28 年 6 月 10日(金)13:00〜17:00 ※ 岩手県 ふれあいランド岩手
盛岡市三本柳8地割1-3
平成 28 年 6 月 17日(金)13:00〜17:00 ※ 大阪府 マイドームおおさか
大阪市中央区本町橋2-5
平成 28 年 6 月 24 日(金)13:00〜17:00 ※ 福岡県 福岡県建設技術情報センター
福岡県糟屋郡篠栗町大字田中315-1
平成 28 年 7 月 13 日(水)13:00〜17:00 愛知県 ウインクあいち
名古屋市中村区名駅4-4-38
 
主   催:補強土植生のり枠工協会
協   賛:一般財団法人土木研究センター
参加費:無料
 
■お申し込み・お問い合わせ先
補強土植生のり枠工協会 事務局
TEL/FAX:0584-81-6838
E-MAIL:info@gt-frame.com
URL:http://www.gt-frame.com
 

 講習会の案内


土工構造物 の 防 災 を 考 え る 技 術 セ ミ ナ ー
 

 一般財団法人土木研究センターから平成26年10月に「盛土の性能評価と強化・補強の実務」を発刊いたしました。この技術書は、一般財団法人災害科学研究所に設置した「土工構造物の性能向上技術普及研究会(委員長:常田賢一)」で実施した道路盛土、鉄道盛土、宅地盛土などの盛土について、性能評価の視点からの地震、豪雨などによる既往被害の分析、性能の評価方法および強化・補強技術に関する調査・研究を取りまとめたものです。最近では異常気象による土砂災害や洪水が多発しており、また、平成27年3月には「道路土工構造物技術基準」が制定されるなど、土工構造物を取り巻く環境が変化しております。そのような中で、将来の盛土などの土工構造物の防災の方向性を知り、考えて頂くための技術セミナーを開催いたします。
 業務ご多忙の折りとは存じますが、この機会に多数の方々が参加下さいますようご案内申しあげます。

 
1.開催日、場所等 は終了
開  催  日 募集人員 会     場(場     所)
平成28年 6月21日(火) ※ 80名
【福岡】九州大学 西新プラザ 大会議室AB
(〒814-0002 福岡市早良区西新2-16-23 TEL 092-831-8104)
平成28年 7月 5日(火) 80名
【大阪】大阪大学 中之島センター 10階 佐治敬三メモリアルホール
  (〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100)
 
2.プログラム
時  間 プ  ロ  グ  ラ  ム 講      師
13:00〜13:10 開会の挨拶 【福岡】
(一財)土木研究センター 専務理事  中野正則
【大阪】
(一財)災害科学研究所  理事長   松井 保
13:10〜13:50 講 演
−道路土工構造物技術基準の制定−
国土交通省 道路局国道・防災課
道路防災対策室 企画専門官 志々田武幸
13:50〜14:30 【福岡】 講 演
−九州地方の道路防災の現在と将来(仮)−
国土交通省 九州地方整備局
道路部 道路調査官 竹林秀基
【大阪】 講 演
−近畿地方の道路防災の現在と将来(仮)
国土交通省 近畿地方整備局
道路部 道路調査官
日野雅仁
14:30〜14:40 休     憩
14:40〜16:50

土工構造物の防災に向けて
1.技術基準に係わる事項
 1.1 性能評価
 1.2 地震動
 1.3 要求性能と設計・施工・維持管理
 1.4 地下水位と排水
 1.5 健全性評価

2.技術基準を契機とした研究開発の方向


大阪大学 大学院工学研究科 教授
大阪大学 大学院工学研究科 助教
岐阜大学 社会基盤工学科 特任教授
近畿大学 社会環境工学科 准教授
西日本高速道路(株) 技術本部 技術主幹
大阪大学 大学院工学研究科 教授
常田賢一
秦 吉弥
原 隆史
河井克之
田山 聡
常田賢一
16:50〜17:00 閉会の挨拶 一般財団法人土木研究センター
この講習会を受講された方は、土木学会のCPDポイント3.8単位を取得できます。
3.共  催 一般財団法人土木研究センター・一般財団法人災害科学研究所
4.後  援 【福岡会場】
公益社団法人土木学会西部支部、公益社団法人地盤工学会九州支部
一般社団法人建設コンサルタンツ協会九州支部
【大阪会場】 公益社団法人土木学会関西支部、公益社団法人地盤工学会関西支部
一般社団法人建設コンサルタンツ協会近畿支部
5.テキスト 「盛土の性能評価と強化・補強の実務」、「セミナー講演資料冊子」
6.受 講 料 6,000円/人(テキスト代および消費税を含む)
7.申 込 み 申込書に必要事項を記入のうえ、FAXでお申し込み下さい。
8.締 切 日 開催日の2日前まで。なお、定員になり次第、締め切らせていだだきます。
9.お問い合わせ先・お申込み先
  一般財団法人 土木研究センター 技術研究所 庶務・広報部 中島冨美子
〒300-2624 茨城県つくば市西沢2-2
TEL:029−864−2521、FAX:029−864−2515、E-mail:mail@pwrc.or.jp
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受  講  申  込  書

 
申込書送付・FAX先:
一般財団法人 土木研究センター 技術研究所 庶務・広報部 中島冨美子
〒300-2624 茨城県つくば市西沢2−2
TEL : 029−864−2521 、 FAX : 029−864−2515
 
講 習 会 名:「土工構造物の防災を考える技術セミナー」
受 講 者
 
1.受講料支払方法
 

送金は銀行振込み、郵便振替のいずれでも結構です。

  ・常陽銀行 大穂支店 普通1181113 一般財団法人 土木研究センター
    ザイ)ドボクケンキュウセンター
  ・郵便振替口座 00320-2-42226
 
・受講されなくても、参加料の払戻しは致しません。ただし出席者の交替は自由です。
・受講されなかった場合は、後日、講習会提出資料(テキスト)を郵送いたします。
 
2.会場へのアクセス
  九州大学 西新プラザ会場(福岡)へのアクセス方法
    ・地下鉄:西新下車 ⑦番出口より徒歩約10分
            *博多空港から、地下鉄「姪浜」行き乗車 約20分 西新下車
        *博多駅から、地下鉄「姪浜」行き乗車 約15分 西新下車 
  大阪大学 中之島センター会場(大阪)へのアクセス方法
    ・京阪中之島線 中之島駅より 徒歩約5分
・JR東西線 新福島駅より 徒歩約9分
・地下鉄四つ橋線 肥後橋駅より 徒歩約10分
  ・阪神本線 福島駅より 徒歩約9分
・JR環状線 福島駅より 徒歩約12分
・地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅より 徒歩約16分
     
    「講習会受講申込書」印刷用ページ(pdf)
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 新刊行物の紹介


「箱型擁壁」工法 設計・施工マニュアル

 

 「箱型擁壁」は、箱型形状をしたプレキャストコンクリート製枠材と単粒度砕石やコンクリート用砕石、割ぐり石等を用いた充填材から構成される可とう性を有するもたれ式擁壁です。平成16年3月に建設技術審査証明書(建技審証(第0327号)を取得し、急峻地形を通る山間道路の拡幅、路肩決壊による道路災害の復旧並びに大規模掘削が困難な地形など、切土部での擁壁の構築などに適し、多くの実績を有し、広く活用されています。
 今般、当センターでは、当該工法の計画、調査、設計、施工及び維持管理の基本的な考え方や技術的な事項を示した、「「箱型擁壁」工法 設計・施工マニュアル」を新たに発刊いたします。
 本マニュアルは、性能規定型設計の導入に向けた基本的な考え方の記載や、道路土工−擁壁工指針(日本道路協会)に沿った設計・施工の考え方を取り入れるとともに、地震や豪雨等の被災事例を踏まえ防災性の向上を図るため、排水工や基礎工、施工管理や維持補修に係わる内容を示しています。

 

監   修 :

「箱型擁壁」設計・施工マニュアル編集委員会

 

発   行 :

一般財団法人 土木研究センター

 

本体価格 :

2,500円(税抜)


 

第1章 総 説

1.1

適用の範囲

1.2

用語の定義

1.3

箱型擁壁の概要

  1.4 箱型擁壁の適用に当たっての留意点
     

第2章 計画・調査

2.1

計画

2.2

調査

 

第3章 設計に関する一般事項

3.1

基本方針

3.2

設計に用いる荷重

  3.3 土の設計諸定数、許容応力度及び安全率
  3.4 箱型擁壁の使用材料
 

第4章 設 計

4.1

箱型擁壁の設計の基本

4.2

設計荷重

4.3

箱型擁壁の部材の検討

4.4

箱型擁壁における擁壁自体の安定性の照査

  4.5 箱型擁壁及び基礎地盤を含む全体の安定性の検討
  4.6 基礎の検討
  4.7 排水工
  4.8 構造細目

第5章 施 工

5.1

施工一般

5.2

基礎工

5.3

使用材料の搬入及び保管

  5.4 据 付
  5.5 排 水
  5.6 寒冷地・寒冷期の施工
  5.7 付属施設工
  5.8 出来高管理
  5.9 安全衛生管理
 

第6章 維持管理

6.1

基本方針

6.2

記録の保存

  6.3 点検・保守
  6.4 補修・補強対策
 

技術資料

1

箱型擁壁の耐震性に関する検討

2

箱型擁壁の耐震性能の評価

3

設計計算例


 新刊行物の紹介


鉄鋼スラグ路盤設計施工指針

 

 道路の路盤に使用する鉄鋼スラグに関する指針類としては、これまで「製鋼スラグ路盤設計施工指針」(昭和60年,鐵鋼スラグ協会)及び「高炉スラグ路盤設計施工指針」(昭和57年,鐵鋼スラグ協会)が用いられてきましたが、これら指針類は発刊後年数が経過し、現在の鉄鋼スラグ製造技術や品質管理の適正化に対応するものとはなっていませんでした。これらの状況を踏まえ、これらの指針類を統合した新たな指針として、本指針が作成されました。
 本指針では、独立行政法人土木研究所(現 国立研究開発法人土木研究所)と鐵鋼スラグ協会による3か年間(平成22〜24年度)の共同研究の成果が取り入れられ、またJIS A 5015に準拠した環境安全品質が加筆されるなど、最新の知見を反映したものとなっています。

 

監   修 :

鉄鋼スラグ路盤設計施工指針作成委員会

 

発   行 :

一般財団法人 土木研究センター

 

本体価格 :

3,000円(税抜)


 

第1章 総 則

1-1

本指針の位置付け

1-2

制定の経緯

1-3

本指針の活用のために

  1-3-1  適用上の留意点
  1-3-2  関連図書
     

第2章 材 料

2-1

概説

2-2

路盤用鉄鋼スラグの種類

2-3

路盤用鉄鋼スラグの品質

2-3-1

 一般事項

2-3-2

 物理的・化学的性質

2-3-3

 粒度

2-3-4

 環境安全品質

 

第3章 設 計

3-1

概説

3-2

設計条件の設定

  3-3 路盤の設計
  3-3-1  経験にもとづく設計方法
  3-3-2  理論的設計方法
 

第4章 施 工

4-1

概説

4-2

材料の搬入

4-3

路盤の施工

4-3-1

 施工基盤の整備

  4-3-2  材料の敷きならし
  4-3-3  締固め

第5章 施工管理・検査

5-1

概説

5-2

施工管理・検査の位置付け

5-3

施工管理

  5-3-1  基準試験
  5-3-2  出来形管理
  5-3-3  品質管理
  5-4 検査
  5-4-1  出来形の合格判定値の例
  5-4-2  品質の合格判定値の例
  5-5 工事結果の記録・保存
 
付 録

付録-1

 水浸膨脹比の規格値の検討

付録-2

 鉄鋼スラグの生成と組成

  付録-3  鉄鋼スラグの用途と路盤用鉄鋼スラグの製造
  付録-4  路盤用鉄鋼スラグの環境安全性
  付録-5  路盤用鉄鋼スラグのアルカリ特性
  付録-6  鉄鋼スラグのエージング

付録-7

 品質実態

付録-8

 HMSの強度

付録-9

 試験方法

付録-10

 JIS A 5015 道路用鉄鋼スラグ(抜粋)

付録-11

 用語の説明


 新刊行物の紹介


「ラブルネット積層工法」設計・施工マニュアル

 

 「ラブルネット積層工法」は、河川護岸等に広く用いられてきた「袋型根固め工法用袋材」に、割栗石等を中詰めした「袋体」=「ラブルネット(rubble:割石 net:網)」を、仮設の土留め構造物、路体構造物に利用する工法です。
 安定した合成繊維を使用した網状の「袋材」と割栗石等の中詰め材を組み合わせた「ラブルネット」は、土木資材としての施工性、資材としての耐久性、再利用(転用)性、経済性に優れることから、仮設道路の基盤工、工事用堰堤など仮設構造物への適用例が増加しています。
 本マニュアルは、仮設構造物の資材としての「ラブルネット」および「ラブルネット積層体」の性能を規定するとともに、計画・調査、設計および施工の基本的な考え方および一般的な技術的事項などをとりまとめたものであり、「ラブルネット積層工法」の普及・発展に寄与するものと期待しております。

 


 

   集 :

ラブルネット積層工法マニュアル検討委員会

 

本体価格 :

1,900円(税抜)


 主な内容

第1章

 

総説(目的、適用範囲、定義)

第2章

 

ラブルネット積層体の性能(構成材料・ラブルネット・ラブルネット積層体に要求される性能、 品質管理)

第3章

 

計画・調査

第4章

 

設計(荷重、安全率・許容値、安定性、構造細目)

第5章

 

施工

    rubblenet
 

 新刊行物の紹介


盛土の性能評価と強化・補強の実務

 

 近年、特に中山間部における道路盛土の地震被害が顕在化してきています、橋梁と同様に道路ネットワークを構成する道路盛土においても、その重要度や被災時の影響度に応じた耐震設計、耐震補強あるいは管理・運用、言い換えれば、道路盛土の耐震性の確保が必要となります。
 このような背景の下、盛土の安定性向上のための技術の普及を目的とした「盛土の性能向上技術普及研究会」を設置し、その活動の一環として、主として盛土の耐震性能に着目して、危険度評価から、性能の評価基準、性能の予測法および強化・補強技術に至るまで、盛土の耐震性能の向上に必要な技術の体系化を図り、実務に活かすことを目的として本書を取りまとめました。
 本書で取り扱う内容は、地震に限定されるものではなく、降雨に対する安定性の向上にも反映できるとともに、道路盛土に限定されるものではなく、宅地盛土、鉄道盛土などの類似の盛土構造の補強・強化にも反映できるものであります。

 

編   集 :

一般財団法人災害科学研究所 盛土の性能向上技術普及研究会

 

本体価格 :

3,000円(税抜)


 
  第1章

 盛土の被害から学ぶ

  第2章

 盛土の性能評価と評価基準

  第3章

 盛土のための地震動の予測

  第4章

 道路盛土の地震危険度マクロ評価

  第5章  盛土の安定性の評価と変形の予測
  第6章  経年による盛土の状態と安定性の変化
  第7章  盛土の強化・補強の技術と性能向上の効果

 新刊行物の紹介


アデムウォール(補強土壁)工法 設計・施工マニュアル

 

 アデムウォール(補強土壁)工法は、外壁と内壁で構成された二重壁構造を持ち、補強材にジオテキスタイル「アデム」を用いる補強土壁です。平成24年には、建設技術審査証明を取得し、アデムウォールを構成する材料は十分な強度と耐久性があり、補強土壁として常時および地震時に十分な安定性があるとともに、維持管理に優れていることが証明され、これまで多くの技術者によって実務に活用されております。
 今般、当センターでは、当該工法の普及を図るため、新たに「アデムウォール(補強土壁)工法 設計・施工マニュアル」を発行いたします。
 本マニュアルは、道路土工−擁壁工指針(日本道路協会)に適合するとともに、性能設計の枠組みを取り入れたもので、アデムウォール(補強土壁)を適用する際の計画、調査、設計、施工、維持管理について、その考え方を示しています。

 

編   集 :

アデムウォール(補強土壁)工法 設計施工マニュアル作成委員会

 

本体価格 :

4,300円(税抜)


 

1. 総  説

2. 基本方針

3. 計画・調査

4. 設計に関する一般事項

  5. アデムウォールの設計

6. 施工

7. 維持管理

 新刊行物の紹介


多数アンカー式補強土壁工法 設計・施工マニュアル 第4版

 

 「多数アンカー式補強土壁工法 設計・施工マニュアル」は、多数アンカー式補強土壁工法の計画、調査、設計施工及び維持管理の基本的な考え方や技術的な事項を示すマニュアルとして、土木研究センターより平成6年に初版を発行して以来、社会的ニーズに応えるべく平成10年に第2版、平成14年に第3版と改訂を重ね、多くの技術者によって実務に活用されております。
 今般、道路土工―擁壁工指針(日本道路協会発行)が改訂されたことに伴い、その改訂版に適合させ、性能設計の枠組みを取り入れた新たなマニュアル(第4回改訂版)を発行いたしました。
 今回の改訂では、性能規定型設計の導入に向けた基本的な考え方を記載や、同指針に沿った設計・施工の考え方を取り入れるとともに、地震や豪雨等の被災事例を踏まえ防災性の向上を図るため、排水工や基礎工、施工管理や維持補修に係わる内容の記載を充実させました。

 

編   集 :

多数アンカー式補強土壁工法 設計・施工マニュアル 第4版改訂委員会

 

発   行 :

一般財団法人 土木研究センター

 

本体価格 :

4,800円(税抜)


 

第1章 総 説

1-1

適用範囲

1-2

適用に当たっての基本

1-3

用語の定義

  1-4 多数アンカー式補強土壁の概要
     

第2章 基本方針

2-1

多数アンカー式補強土壁の目的

2-2

多数アンカー式補強土壁の基本

 

第3章 計画・調査

3-1

計画

3-2

調査

 

第4章 設計に当たっての一般事項及び使用材料

4-1

基本方針

4-2

設計に用いる荷重

4-3

土の設計諸定数、許容応力度及び安全率等

4-4

使用材料


  第5章 設 計
 

5-1

多数アンカー式補強土壁の設計の基本

 

5-2

内部安定検討

 

5-3

外部安定検討

    5-4 多数アンカー式補強土壁及び基礎地盤 を含む全体としての安定性の検討
    5-5 耐久性の検討
    5-6 基礎の検討
    5-7 排水工の検討
    5-8 構造細目及び付帯する構造
    5-9 各種多数アンカー式補強土壁の設計
 

第6章 施 工
 

6-1

施工一般

 

6-2

施工方法

    6-3 施工管理
    6-4 安全管理
 

第7章 維持管理
 

7-1

維持管理の基本

 

7-2

記録の保存

 

7-3

点検及び保守

 

7-4

応急危険度判定

    7-5 補修及び補強対策

 刊行物一覧


土木研究センター刊行物一覧


刊 行 物 名
発行年月
判型
 頁 
本体価格
送料
注文
一般
賛助会員
「箱型擁壁」工法 設計・施工マニュアル
H28.7
A4
109
2,500
2,250
鉄鋼スラグ路盤設計施工指針
H27.3
A4
110
3,000
2,700
「ラブルネット積層工法」設計・施工マニュアル
H27.1
A4
114
1,900
1,710
アデムウォール(補強土壁)工法 設計・施工マニュアル
H26.12
A5
330
4,300
3,870
盛土の性能評価と強化・補強の実務
H26.10
A4
228
3.000
2,700
補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル(第4回改訂版)
H26.8
A5
477
5.000
4.500
多数アンカー式補強土壁工法設計・施工マニュアル 第4版
H26.8
A5
397
4.800
4,320
「海岸侵食の実態と解決策」宇多高明著 CD-ROM版
H26.6
-
304
3,500
3,150
ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル(第二回改訂版)
H25.12
A5
457
5,500
4,950
建設発生土利用技術マニュアル(第4版)
H25.12
A5
204
2,000
1,800
「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル
H24.3
A4
120
1,714
1,543
のり面表層保護工「GTフレーム工法®」設計・施工マニュアル
H24.2
A4
122
2,381
2,143
わが国の免震橋事例集 (特別価格)
H23.12
A4
247
925 
  832
道路橋の免震・制震設計法マニュアル(案) (特別価格)
H23.12
A4
288
1,234
1,110
全素線塗装型PC鋼より線を使用したPC構造物の設計・施工ガイドライン
H22.3
A4
162
3,000
2,700
実務者のための護岸・根固めブロックの選定の手引き(案)
H22.6
B5
138
4,286
3,857
ジオテキスタイルを用いた軟弱路床上舗装の設計・施工マニュアル
−路床/路盤分離材としての利用− (
特別価格)
H21.11
A4
122
1,500
1,350
建設工事で遭遇する廃棄物混じり土対応マニュアル
H21.10
B5
113
4,000
3,600
法面保護用連続繊維補強土「ジオファイバー工法」 設計・施工マニュアル
H21.4
A4
126
2,381
2,143
現場発泡ウレタン超軽量盛土工法 設計・施工マニュアル
H20.4
A4
139
2,381
2,143
橋の動的耐震設計法マニュアル−動的解析および耐震設計の基礎と応用−
H18.5
A4
270
1,905
1,715
山留め式擁壁「親杭パネル壁」設計・施工マニュアル
H18.3
A4
105
2,381
2,143
実務者のための養浜マニュアル
H17.10
A5
170
2,381
2,143
落橋防止構造設計ガイドライン(案)
H17.7
A4
73
3,810
3,429
土木コンクリート構造物の剥落防止用赤外線サーモグラフィによる変状調査マニュアル
H17.3
A4
108
4,285
3,857
グラウンドアンカー受圧板設計・試験マニュアル
H16.12
A4
83
3,000
2,700
陸上工事における深層混合処理工法設計・施工マニュアル改訂版
H16.3
A5
334
4,500
4,050
超早強コンクリート利用技術マニュアル
H12.9
A5
80
3,000
2,700
発生土利用促進のための改良工法マニュアル
H9.12
A4
177
4,000
3,600
コンクリ−トの耐久性向上技術の開発
H1. 5
A4
438
7,619
6,857

 刊行物の斡旋


鹿島出版会・大成出版社刊行物


刊行物名
発行年月
判型
 頁 
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一般
賛助会員
建設工事で発生する自然由来重金属等含有土対応ハンドブック
H27.3
A4
101
2,000
1,800
建設工事で遭遇する地盤汚染対応マニュアル[改訂版]
H24.4
B5
160
2,400
2,160
建設工事で遭遇するダイオキシン類汚染土壌対応マニュアル[暫定版]
H17.12
B5
128
2,200
1,980
土壌のダイオキシン類簡易測定法マニュアル
H18.4
A4
83
1,900
1,710

刊行物のお問い合わせ・お申し込み先

一般財団法人 土木研究センター 技術研究所 庶務・広報部 中島冨美子

 

〒300-2624 茨城県つくば市西沢2-2
TEL:029-864-2521 FAX:029-864-2515 E-mail:mail@pwrc.or.jp

 

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 土木技術資料目次


土木技術資料目次 平成28年7月号
小特集:レーダ雨量計 50年
特集担当編集委員 鳥居謙一
区分
題  名
著者名
巻頭言 建設コンサルタントが品質を確保するために 長谷川伸一
5
速報 平成28年(2016年)熊本地震の緊急調査速報  
6
論説 AI(人工知能)と国土管理 鳥居謙一
18
 
特集報文 国土交通省におけるレーダ雨量計開発の歴史と今後の方向性 深見和彦・川崎将生・土屋修一・藤巻浩之
20
CバンドMPレーダ雨量計とXRAINによる高精度広域雨量観測 山地秀幸・土屋修一・川ア将生
26
新たな道路交通情報サービス(VICS WIDE)におけるXRAINの活用 東 俊孝・古賀光彦・中北英一
30
XRAINを活用した局地的豪雨探知システム 土田健次・江ア祐也・片山勝之
34
一般報文 猛禽類調査における新技術の適用可能性と技術的検証 上野裕介・栗原正夫
40
道路事業における自然環境保全措置のメタ解析による効果検証 長谷川啓一・大城 温・上野裕介・井上隆司
44
高強度せん断補強鉄筋を配した遠心力高強度プレストレストコンクリート杭(PHC杭)の曲げ変形能 袴田智之・鈴木慶吾・河野哲也・七澤利明・秋山充良
48
道路橋の排水装置に関する調査〜腐食環境の改善に向けて〜 田中良樹・村越 潤
52
道路ネットワークの効果的な運用に向けたITS技術の活用方策 福山祥代・松田奈緒子・吉村仁志・牧野浩志
56
新興国の都市交通問題解決に向けたITS技術の導入法の提案 築地貴裕・水谷友彰・牧野浩志
60
 
ニュース 水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)10周年記念行事
64
駿河湾における暴露試験30年の成果報告会
66
第4回河川構造物管理研究セミナー 〜今、新技術が管理に革命をもたらす〜
68
研究コラム 特殊車両通行許可情報の提供実験
69
土木用語解説  二重偏波レーダ(第1世代,ZDR法)・単偏波レーダ/Z-R法・MP(マルチパラメータ)レーダ/Kdp法
71
土研センター ツバル国のフォンガファレ島中央部のトレンチの埋め立てによる住環境の改善 宇多高明
72
報文抄録
2
編集後記/次回報文予告
76
お知らせのページ
77
今月の表紙

時代とともに進化するレーダ雨量観測
上左:Xバンドレーダ雨量計試験機等雨量線スケッチ画像(1966年)
上右:赤城山Cバンドレーダ雨量計1号機端末画像(3kmメッシュ、1979年)
下左:Cバンドレーダ雨量計オンライン全国補正合成配信画像(1kmメッシュ、2007年)
下右:CバンドMPレーダ・XバンドMPレーダ合成雨量配信画像(250mメッシュ、2016年)


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