タイトル
 

研究課題


高動的安定度の混合物に対する評価方法
(研究期間H27~31,TPTレポートNo.15-16)

 ホイールトラッキング試験機を用いて、動的安定度が6000回/mm以上のアスファルト混合物の塑性変形抵抗性に対して有意差が得られることを目的とした新たな試験方法を検討した。 ...>>More
 

アスファルト混合物の加圧透水試験に関する検討
(研究期間H27~31,TPTレポートNo.15-16)

 橋梁部の基層またはレベリング層には防水性能に優れ、水密性を持つアスファルト混合物が使用されている。アスファルト混合物の防水性能を評価するための試験として、舗装調査・試験法便覧によるゴムスリーブによる加圧透水試験が多く実施されているが、試験条件は暫定的な方法であり、明確な試験条件については規定されていない。そこで、ゴムスリーブ法による加圧透水試験条件を提案することを目的に、共通試験を実施し試験条件の検討を行った。 ...>>More
 

放射温度計の適用技術と測定法に関する調査検討
(研究期間H27-H30,TPTレポートNo.15-16)

 射温度計の精度、信頼性、適用限界などを明確にすることを目的として、舗装表面温度を接触式温度計および放射温度計による計測を通して試験法の提案と適用性の把握について検討した。放射温度計は、応答速度が早く温度変化の追跡に適しており、きめのある舗装面の平均温度を計測できることから、留意事項を考慮することにより、舗設現場では表面温度計よりも汎用性が高いものといえる。
 最終成果として、アスファルト舗設現場での使用を想定し、留意事項などを取りまとめた「非接触型放射温度計を用いた舗装工事にお ける表面温度管理の手引き(案)」を作成した。...>>More
 

アスファルト及び混合物の劣化・疲労に関する検討
(研究期間H23-25,TPTレポートNo.12-14)

 室内試験でアスファルト混合物の劣化を行い、混合物性状や混合物から回収したアスファルトの性状を確認し、屋外暴露供試体との関係を検討した。また、混合物の疲労抵抗性の評価については、試験が比較的簡便で現場切取り供試体にも適用が容易な圧裂試験と曲げ疲労試験との関係を確認した。最終成果として、劣化方法や疲労に関する試験方法の提案を行った。...>>More
 

維持修繕に関する検討
(研究期間H23-25,TPTレポートNo.12-14)

 舗装の維持工法については検討も少なく、維持作業の時期や工法の選定が明確にはなっていない。よって、現状の維持修繕技術の材料及び工法の整理を行うとともに、維持管理計画や評価法について調査を行い、維持修繕工法の要求性能や耐久性等、維持修繕に必要な条件を整理した。また、長期保証工事の維持修繕作業やPFI/PPP といった民間企業が道路管理を行うことを考慮した効率的な維持管理についても検討を行い、その方法について提案を行った。...>>More
 

TPTの情報発信に関する検討
(研究期間H23-25,TPTレポートNo.12-14)

 各種媒体を用いてこれまでのTPT の研究成果を公表することにより、広く一般にTPTの活動を理解してもらうとともに、各機関でそれら成果を共有し役立てることで、今後の土木技術分野の発展に貢献することを目的に、TPT ウェブサイト( ホームページ)の制作、研究成果の外部への公表、TPT 創立20 周年企画を行った。
 

剥離評価に関する検討
(研究期間H17-22,TPTレポートNo.6-11)

 アスファルト混合物の水に対する耐久性(剥離抵抗性)を評価する水浸ホイールトラッキング試験について、試験方法の機関差及び評価手法の人的曖昧さ等の解消を目的とし、剥離評価方法の具体化や現行の試験法で明確になっていない事項を定め、試験精度の向上を図り試験方法に反映させるとともに、大型式と簡易式による評価値の関係を求め、整合を図った。...>>More
 

透水性試験法に関する調査
(研究期間H19-22,TPTレポートNo.8-11)

 現場透水量試験については、平成18年1月に発刊された「舗装性能評価法 -必須および主要な性能指標の評価法編-」に示される浸透水量の評価に用いることとされている。しかし、発刊直後の平成18年時点では、現場透水量試験器の適用条件が明確に示されていなかったほか、試験器差が十分に把握されていない、止水方法が統一されていない等の課題があった。 そこで、試験器寸法の明確化に関する調査、試験器以外で測定に影響を及ぼす要因の調査、現場透水量試験器の測定精度の算定を実施し、新たな試験方法の提案を行った...。>>More
 

性能評価に関する調査
(研究期間H19-22,TPTレポートNo.8-11)

 舗装の性能規定化によって道路管理者が舗装の設計期間、舗装計画交通量、性能指標とその値を自らの判断で設定することが可能となり、また、仕様規定に比べて設計・施工の自由度がはるかに高いものとなり、建設コストの縮減や環境負荷の軽減などに寄与しやすい仕組みとなった。そこで、今後舗装技術が発展していくためにも、この性能規定化をその導入目的に沿った形で道路管理者・利用者のニーズが適正に反映され、そして舗装技術が適切に評価されるよう、舗装業者の立場から各性能指標の意義や基準値のあり方、性能指標を適切に評価できる性能評価値の提案等の活動を行った。...>>More
 

骨材飛散特性に関する研究
(研究期間H13-18,TPTレポートNo.3-7)

骨材飛散特性
 ポーラスアスファルト混合物を用いた舗装、特に交差点部等で問題となる骨材飛散抵抗性に関する試験機は、各メーカーが独自の機構を取り入れて製作されたため、異なる機構の試験機で評価を行っていた。また同一機構の試験機であっても、試験方法、試験条件、試験結果の取り扱いが標準化されていなかったため、試験結果によって施工現場の破損状態が推測できないという課題があった。 これらを解決するため、骨材飛散抵抗性を評価する標準的な試験方法・試験条件の提案、機構の異なる骨材飛散抵抗性試験機から得られる試験値の関係把握 、現場における骨材飛散状況と骨材飛散抵抗性試験値の関係把握について研究を行った。その結果、ねじり骨材飛散抵抗性の試験方法が提案された...>>More
 

すべり抵抗性に関する調査
(研究期間H15-H18,TPTレポートNo.4-7)

すべり抵抗性
 路面のすべり抵抗性を評価する一般的な試験方法の一つとして、回転式すべり抵抗測定器(以下、「DFテスタ」という)による動的摩擦係数(以下、「RSN」という)の測定方法がある。しかし、機差、温度依存性、ゴムピースの摩耗量等の測定条件が測定値に及ぼす影響が明確になっていない。そこでTPTでは、共通試験等により測定値に影響を与える要因等について調査し、DFテスタによるRSNの測定方法・評価方法の確立を目指した。...>>More
 

ホイールトラッキング試験の精度向上に関する調査
(研究期間H12-H14,TPTレポートNo.1-3)

ホイールトラッキング゙試験
 ホイールトラッキング試験は、アスファルト混合物の耐流動性評価のために多く実施されており、重要な試験の一つである。しかしながら、高い動的安定度の混合物の測定には精度、バラツキなどの問題があることが以前から指摘されている。そこで、TPTでは高い動的安定度の混合物の測定精度の向上と測定値のバラツキの低減を目的として検討を行った。...>>More
 

疲労試験に関する調査
(研究期間H12-H14,TPTレポートNo.3-5)

疲労試験
 舗装の疲労抵抗性を室内で評価できる疲労試験について、疲労試験の結果に影響を与える因子を検討し、疲労試験方法を確立することを目的に調査を実施した。...>>More
 

騒音評価法に関する調査
(研究期間H12-H13,TPTレポートNo.1-2)

騒音測定
 国土交通省が発注する性能規定舗装工事では、一般的な要求項目以外に騒音値の規定があり、このため、低騒音舗装を施工した舗装関係各社は自社で騒音値の管理を行うべく検討を行ってきた。しかし、タイヤ/路面騒音測定には統一された方法がなく、各社が独自の方法で行っているのが実情であったため、適切な騒音測定方法を検討する目的で、騒音値に与える影響因子について検討を行った。...>>More
 

低品位骨材に関する調査
(研究期間H12,TPTレポートNo.1-2)

 資源の有効利用の観点から、低品位骨材がアスファルト混合物に与える影響を把握し、目的に応じて骨材を選択できるようにする必要がある。ここでは低品位骨材、とくに細長、扁平な骨材が、アスファルト混合物に与える影響を把握するため、施工性に影響すると考える締固め特性(コンパクタビリティ)と、舗装の耐久性に影響を及ぼす粗骨材の破損に着目し検討を行なった。...>>More
 

理論設計法に関する調査
(研究期間H12,TPTレポートNo.1)

 1990年代におけるパソコンの急激な進歩も手伝い、新たな理論設計法が研究・実用化され始めた。舗装の様々な現象の分析にも、これら理論解析法の適用を検討する試みが進められた。TPTでは、ウェーブレット解析、有限要素法、個別要素法、フラクタル解析の4つを選定し、これらの内容について勉強を実施した。
 

ジャイレトリーコンパクタ共通試験
(研究期間H6-11)

 ジャイレトリーコンパクターは円筒供試体の垂直方向から上下圧を加えた状態でその軸にジャイロ(旋回)運動を与えて供試体の締固めを行うものであり、SUPERPAVEレベル1配合設計や排水性混合物などの特殊混合物用締固め装置としての利用を目的に我が国に導入された。本共通試験は①機械の構造に起因するメーカー間の締固め特性の差異②作業工程での人的誤差などに起因する締固め特性の差異を把握することを目的として実施された。>>More
 

耐流動性評価手法に関する共通試験
(研究期間H10-11)

 DSの大きな混合物(5,000回/mm以上)は、変形量のわずかな読み取り誤差によってDSが大きく変動するため、実用上十分な耐流動性の評価ができない現状にある。そこで、現行のホイールトラッキング試験の試験条件について検討を加え、明確な有意差の得られる試験条件を設定することを主な目的として共通試験を行った。
 

排水性舗装用アスファルト混合物の再生利用に関する実験
(研究期間H11)

 本検討は、約5年経過後の排水性舗装から高粘度改質アスファルトを含む再生骨材を採取し、この再生骨材を用いた3種類の再生混合物に対してその混入率を変えながら各種性状試験を実施し、これにより高粘度改質アスファルトを含む再生骨材の各種再生混合物への適用性の可否を明らかにすることを目的に実施した。
 

回転式すべり抵抗測定器の測定方法に関する実験的研究
(研究期間H11)

回転式すべり抵抗測定器
 「舗装試験法便覧別冊(暫定試験方法)」(平成8年)が発刊された当時、回転式すべり抵抗測定器(以下、DFテスタ)を用いたすべり抵抗評価が重視されたため、DFテスタの測定方法および測定値に影響を与えると思われる路面等の測定環境に関して、5台のDFテスタを用い検討した。...>>More
 

最大粒径10mmのアスファルト混合物の特性について
(研究期間H9)

 排水性舗装の普及にともない、機能向上を目的として6号砕石を10mmふるいでふるい分け、最大粒径10mmに調整して使用するケースが増えてきていることから、最大粒径13mmと10mmとの密粒度アスファルト混合物の混合物性状の違いを検証するため、6社共同で検討を行った。...>>More
 

アスファルト混合物骨材調査
(研究期間H8-9)

 1990年代にかけて、アスファルト混合物用骨材の品質低下が問題となる一方で、排水性舗装など、より高品質の骨材の需要が生じたことから、平成9年3~4月に全国148箇所のアスファルトプラントを対象として「アスファルト混合物用骨材アンケート調査」が実施された。本ページではアンケート結果を基に、骨材の入手の難易度、骨材の品質に係わる問題等といった、当時課題となった骨材事情について紹介する。...>>More
 
 
詳細はTPTレポートに記されております。
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